『歩夢くん 誕生記念号』 2011年10月

 みなさん、こんにちは!さあ、いよいよこの時がやってきましたよ!分かってますよね?そう、ワセイク通信永久保存版『塾長第一子誕生記念号!!』
 受験勉強で疲れた受験生!これを読んでその疲れた心の癒しにして下さい!目標を見失っているあなた!これを読んで力強く生きる勇気を!さあ、愛と感動のドキュメンタリーの始まりです!!

   第1章 『つわりの悲劇』

 妊娠が分かり数週間後から、話に聞くつわりが始まりました。個人差がありますが、うちはきつかったみたいですね。辛そうな妻の背中をさすることしかできない自分。匂いにも敏感になり、とにかくこの時期を早く乗り越えたいと思っていたある日のことでした…。
 ちょっと焼肉を食べに行ってたんですね。調子に乗ってニンニクの丸焼きみたいなのを食べて帰ったんですが、その日の夜の出来事です。床に就いた後に無意識に寝返りをうち、妻の顔5㎝前でタイミングよく「ゲプッ」。つわりで苦しむ妻はその匂いに「オエェ―ッ」。…すいませんでした、こんな夫を許してください。

   第2章 『名前決定』

 もう塾長の子供の名前は知っていますよね?そう、歩夢(あゆむ)君です。歩夢という名前には父の思いがいっぱい詰まっています。その後、ワセイク通信で「あ○○くん」という名前で紹介しましたが、あきら、アムロ(いやいやガンダムでしょ!)とか誰も当てられず、少し自分の付けた名前に得意になっていたある夜…。
大村先生 「そういえば塾長のお子さんの名前って、もしかして歩くに夢と書いて、歩夢君じゃないですか?」
 車で大村先生を駅まで送る最中のことでした。たまたま乗り合わせていた妻と塾長、思わず絶句…。
塾長 「さあ、どうやろうな。」
と返すのが精一杯。さすが塾長の片腕として働いてくれている大村先生。塾長の考えていることは何でもお見通し!ただ、あっさり見破られて少しさびしい気がしました(>_<)

   第3章 『予定日』

 「最初の子は遅れますよ。」とか「私の周りは初めてのときは2週間ぐらい早かったよ。」とか、いろんな情報が交錯する中、いつの間にか予定日の10月13日に到達してしまいました。いつでも病院に行けるように行動も自粛している中、お腹の中の歩夢君は相変わらず元気に動きまくっています。いつ陣痛が来るかとビクビクしながら、9日にはバドミントンの大会にもフル出場。ちなみに混合ダブルス準優勝でした!

   第4章『10月21日』

 10月20日。授業終了後に先生たちとミーティングをした後、11時半とちょっと遅めの帰宅。全然、生まれる気配もなく、少し緊張感がなくなりつつありました。帰宅後、実家に帰っている妻に電話をすると、「今日も歩夢君、動きまくってるわ。」とのこと。「こいつ、いつ産まれてくるんやろ?」と思いながら、普段あまり見ない深夜番組を少々見たのち1時過ぎに床に就きました。
 …寝て間もない1時半過ぎ。とうとうこの瞬間が!!妻からの着信があり、瞬時に陣痛が来たと察しました。「陣痛が来たみたい。破水もしてるし病院に連絡したらすぐ来てって言われた。」という妻からの連絡を聞き、必死で用意をする塾長。ただ、寝付いたところ&寝起きで頭の回転はかなり悪く、オロオロしている時間が長かったです。長期戦になると思い、行く道中で栄養ドリンクを2本購入。「今から陣痛が始まるということは、産まれるのは21日の夜か。」と考えながら、病院に到着。しばらくして妻が実家から到着しました。「いよいよやな。」と声をかけたものの、当たり前ですけど不安ですよね。自分も妻も…。
 2時半過ぎに病院に到着すると、なんとお産ラッシュ!後から看護師さんに聞きましたが、その日の夜に過去最高の6人のお産があったそうです。走り回る看護師さんや助産婦さんに少し不安を感じながら、検査のため苦痛に顔をゆがめる妻を送り出しました。
 ロビーで待機しているんですけど、結構、お産の声が聞こえるんですね。少しビビってしまう自分…。着替えて点滴をしながら移動する妻の姿を見かけ、長期戦を覚悟しながら妻のお母さんと話し込んでいました。やはりロビーにはすごい声が聞こえてきます(>_<)
 「あー、あの人あんな声出したらいきめへんわ。」と母。さすが出産経験者だと感心していると、助産婦さんが「旦那さん、立ち合いですよね。中に入ってきてください。」と声をかけてくれました。「なるほど。付き添って妻の背中をさすってやるんだな。」と依然の説明通りの解釈をしていると、「早くしてください!お産始まりますよ!」と怒られました。よく分からないまま分娩室(満室だったので、手術室)に入ると、先ほどのロビーに聞こえていた声は妻じゃないですか!?
 陣痛の痛みで少しパニック気味の妻。さっきまで歩いていのにわずか数分後にこの状況!もうお産の態勢に入っているのを見て自分もパニック!?ただ、痛みで叫び声をあげる妻の顔を見ると、「自分が落ち着かなくてどうするんや!」という気持ちになりました。
 冷静さを取り戻した塾長ですが、こういうときって男って無力ですね。そばにいて励ましてあげたり、汗をぬぐってあげたり、手を握ってあげることぐらいしかできません。苦痛に顔をゆがめる妻を見ると、思わず手に力が入ってしまいます。「頑張れ…」
 どれぐらいの時間が経ったのでしょうか。とうとう歩夢君の頭が見えてきました!「頭が見えてきたよ。フサフサの髪の毛やで!」と助産婦さんが声をかけると、その一言に苦しいながら妻が思わず失笑。「なんでやねん!?笑うところ違うやろ?」
 そしていよいよ歩夢君がその姿を見せる時が!!「フニャー!!」という大きな泣き声とともにその姿が!さすがにその姿を見たときは塾長もウルウルきてしまいました(>_<)なんていうか今までの苦労や辛さがこの一瞬のためにあったような気がしました。歩夢君、産まれて来てくれてありがとう!妻にお疲れ様、ありがとうという気持ちでいっぱいでした。

   第5章 『出産を終えて』

 最初、立ち合いって少し抵抗があったんですよね。男性の方からはやめといたほうがいいという意見が多かったんですが、実際、立ち会ってみると本当に良かったと思います。微力ながら妻の助けになれたこと。出産という人生の一大イベントに二人で立ち向かえたこと。歩夢君の誕生の瞬間に一緒にいれたことを本当にうれしく思います。へその緒も塾長が切ったんですよ!21日の1時半に陣痛が始まり3時50分誕生という、びっくりするぐらいのスピード出産でしたが、神秘的というか不思議な時間を過ごすことができました。一生忘れられない思い出です!ただし、テンパっていたのか、少し記憶が断片的なところがありますが(-_-)

   第6章 『歩夢君とこれからの自分』

 自分の子はすごいかわいいですね。何時間見てても飽きません。これが親バカと言うやつなのでしょうか。プニプニのほっぺたや泣き声、寝顔。何を取ってもかわいらしい(*^_^*)週末にはたくさんの方がお見舞いに来てくれました。決まって驚くのが、髪の毛の濃さ!どういうことやねん!?失礼にもほどがあります(-_-)
 さあ、そんな歩夢君ですがこれからどんな人生が待っているのでしょうか。歩夢という名前は目標に向かって少しずつコツコツ努力できるようになってほしいという思いで付けました。別に一流のスポーツ選手やエリートになれとか嵐に入れっていうわけではないんです。目標の途中で遠回りしたって損をしてもいいから、一歩ずつ前進してほしいという父の思いがいっぱい詰まった名前です。そんな歩夢君に対して塾長は父親であり良きライバルでありたい!勉強、スポーツ、何でも切磋琢磨しながらお互いが成長していければと思います。単に負けず嫌いなだけかもしれませんが(>_<)「どうだ、父ちゃんはすごいだろ!」「父ちゃん、すげー」「やったー、父ちゃんに勝った!」「クソー(父、悔しがる)」こんなやり取りの絶えない親子になりたいですね。我が生涯のライバルの誕生といったところでしょうか(*^_^*)
 それから最後になりましたが、教室の皆さん。歩夢君に対しての思いは皆さんに対しても同じですよ。目標に向かってコツコツ頑張るというのは、塾長が一番大切にしている思いです。そういう意味では、ワセイクの生徒は、みんな『歩夢くん・歩夢ちゃん』かもしれませんね。えっ、勝手にそんな名前付けるなって!?今はちょっとハイテンションなので許してください!
 ということで、次回からも子供の話ばかりになるかもしれませんが、宜しくお願いします!それでは、次回のワセイク通信もお楽しみに!